
2015年に発売が開始された4代目のND型のロードスターは、ライトウェイトスポーツカーの原点に戻すことを目標に開発されました。
開発主査は先代モデルまでの貴島に代わり山本修弘が、チーフデザイナーは中山雅が担当した。4代目は「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した新世代車種の第6弾となる。
ボディは先代よりも小型となり、国内モデルのエンジンは1.5Lのみです。グレードによっては1000kgを切る車両重量を達成し、初代で定評のあった軽快なハンドリングが蘇ったといわれています。
ロードスターは車両型式をとって、初代がNA、2代目がNB、3代目がNC、そして4代目がNDと呼ばれています。現行モデルの4代目は2015年に発売され、2023年に初の大幅改良が実施されました。
外装デザインに手が加えられ、バンパー内にレーダーセンサーが追加され、グレードによってはレーダークルーズコントロールが使用できるようになっています。また、制御の見直しなどによってエンジン出力がアップしたことも特徴となります。
2016年に、フィアットとの技術協力協定により、同車をベースとした「フィアット・124スパイダー」が発売された。エンジンはフィアット製(日本向けはターボエンジン)、ミッション以後はマツダ製という組み合わせでボンネット・トランク等外板パネルは大きく異なる造形となっている。足廻りはフィアットの意向によりNDロードスターとは異なる硬めな味付けで仕上げられている。インパネおよびドアトリムは124スパイダー専用品である。
| 概要 | |
|---|---|
| 別名 | フィアット・124スパイダー アバルト・124スパイダー 光岡・ロックスター 光岡・ヒミコ(2代目) |
| 販売期間 | 2015年5月21日 - (発表:2015年5月20日) |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 2名 |
| ボディタイプ | 2ドアオープン |
| 駆動方式 | FR |
| パワートレイン | |
| エンジン | P5-VP [RS] 型/ P5-VPR [RS] 型: 1,496cc 直列4気筒 直噴DOHC チェーン駆動 |
| 最高出力 | 96kW (131PS)/7,000rpm (2015年5月-2018年6月) 97kW (132PS)/7,000rpm (2018年6月-) |
| 最大トルク | 150N・m (15.3kgf・m)/ 4,800rpm (2015年5月-2018年6月) 152N・m (15.5kgf・m)/ 4,500rpm (2018年6月-) |
| 変速機 | P5-VP [RS] 型:6速MT P5-VPR [RS] 型: 6速AT (6EC-AT) 6速MT(S Special Package、S Leather Package、RSにメーカーオプション) |
| サスペンション | |
| 前 | ダブルウィッシュボーン式 |
| 後 | マルチリンク式 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,310mm |
| 全長 | 3,915mm |
| 全幅 | 1,735mm |
| 全高 | 1,235mm |
| 車両重量 | 990-1,060kg |
| その他 | |
| ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク |
装備内容がグレードによって異なる
ロードスターらしい軽快さを味わうのであれば、エントリーグレードのSがおすすめです。グレードによって安全装備の違いはほぼないので、内装や装着パーツで選んでみましょう。
2024年3月現在のグレードは、ロードスターでは5グレード、ロードスターRSでは3グレードです。ともにSがエントリーグレードで、RSは足まわりなどの装備や充実していることに加え、内装も上質となっている上級グレードです。
| ロードスター | |||
| グレード | トランスミッション | 燃費(WLTC) | 価格 |
| S | 6MT | 16.8km/L | 289万8,500円 |
| S Special Package | 6MT | 16.8km/L | 308万7,700円 |
| 6AT | 17.2km/L | 320万3,200円 | |
| S Leather Package | 6MT | 16.8km/L | 349万8,000円 |
| 6AT | 17.2km/L | 361万3,500円 | |
| S Leather Package V Selection | 6MT | 16.8km/L | 355万3,000円 |
| 6AT | 17.2km/L | 366万8,500円 | |
| RS | 6MT | 16.8km/L | 367万9,500円 |
| NR-A | 6MT | 16.8km/L | 306万4,600円 |
| ロードスターRF | |||
| グレード | トランスミッション | 燃費(WLTC) | 価格 |
| S | 6MT | 15.8km/L | 379万6,100円 |
| 6AT | 15.2km/L | 382万3,600円 | |
| VS | 6MT | 15.8km/L | 415万4,700円 |
| 6AT | 15.2km/L | 418万2,200円 | |
| RS | 6MT | 15.8km/L | 430万8,700円 |
NDERCとND5REの違い
ND5RC 平成27年5月(2015年5月) -令和4年12月(2022年12月)
ND5RE/NDERE 令和6年1月(2024年1月)-令和8年1月(2026年1月)
NDERC(RF)とND5RC(ソフトトップ)の主な違いは、エンジン排気量(2.0L vs 1.5L)とルーフ構造(電動格納ハードトップ vs 手動ソフトトップ)です。NDERCはパワフルで快適なクーペ風のオープン、ND5RCは軽量で軽快な走りのオープンカーという特徴があります。
主な違いの比較
| 特徴 | NDERC (RF) | ND5RC (ソフトトップ) |
|---|---|---|
| ルーフ | 電動格納式ハードトップ(リトラクタブル・ファストバック) | 手動式ソフトトップ(布) |
| エンジン | 2.0L(ハイパワー、高速向き) | 1.5L(軽量、軽快さ重視) |
| 重量 | 重い(電動メカによる) | 軽い(スポーツ走行向き) |
| 静粛性 | 高い(クローズ時) | 低い(風切り音がある) |
| シルエット | クーペスタイル | オープンスタイル |
選ぶポイント
- NDERC (RF): 高速道路を使ったロングドライブ、電動ルーフによる快適性、2.0Lの力強いトルクを重視する人向け。
- ND5RC (1.5L): 軽快なハンドリング、オープンカーらしい解放感、軽量な車体を活かしたコーナリングを楽しみたい人向け。
いずれも2015年に登場した4代目ND型ロードスターの派生モデルであり、車としてどちらも高い評価を得ています。